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介護の資格ガイド(平成25年度改定版)

公開日: : 最終更新日:2019/07/05 ガイド

介護の仕事につきたい。

けれど、どんな仕事があるのかわからない

といった、悩みを持っている方も多いかと思います。

介護の仕事につくために必要な資格をいくつか紹介します。

また、現在の資格からのステップアップを考えている方も、
参考にしてみてください。

平成25年度、大きく変わった介護の資格

平成25年度より、介護の資格体系が大きく変わりましたので、
それを踏まえた改訂版として、
介護の資格ガイドを作成しています。

介護人材キャリアイメージ

過去の介護の資格ガイドはこちらをご覧ください。

介護の資格ガイド(過去分)


介護職員初任者研修

これまで、介護の資格の第一歩として、職業として介護を行うための最低条件としての資格がホームヘルパー2級(養成課程)でした。

事実上、このホームヘルパー2級が介護の基礎資格となっていましたが、
介護職のキャリア支援の一環から介護の資格体系の大幅な見直しがあり、
ホームヘルパー2級養成課程は廃止され、新たに介護職員初任者研修がスタートしました。

これが職業として介護を行うための条件として、一番身近な資格になります。

ただ、ホームヘルパー2級に比べて、スクーリング受講時間の延長や評価テストの実施など、
ハードルが上がっていることは間違いありません。

受験資格学歴・年齢制限ともなし
取得条件講義40.5時間(通信の場合は自宅学習で可能)・実技講習89.5時間
試験なし(養成校にて評価テストのみ実施)
取得まで各自治体や指定を受けた民間企業による養成研修にて受講。
養成研修修了者に認定証明書が授与されます。
費用養成機関により異なるが、およそ6万円~15万円程度
参考介護職員初任者研修ナビ

介護福祉士

介護の資格においては実務のスペシャリスト的な資格。

より高度で専門的な能力や知識が必要とされます。

受験資格施設などで3年以上介護業務に従事し、介護職員実務者研修を修了した者。

 

もしくは専門学校など指定の養成施設にて必要な科目を受講した者。

取得条件筆記・実技の国家試験に合格すること。

 

合格率は50%~60%程度。
介護技術講習を受講することで実技試験免除を受けることもできます。

取得まで試験は年1回実施。筆記試験/1月、実技試験/3月
費用受験手数料:15,300円(平成30年度)
実務者研修の受講料金:10万円以上
参考(財)社会福祉振興・試験センター
介護福祉士国家試験ナビ

※平成27年度から、受験資格が変更となり、
実務経験3年以上に加え、介護職員実務者研修の受講が必要となります。

社会福祉士

相談業務などを含め、コーディネーターとしての役割をにないます。

より広範な知識が必要とされる資格です。

受験資格・4年生大学で指定の科目を履修し、卒業した者。

 

・大学を卒業後、社会福祉士一般養成施設で1年以上、社会福祉士として必要な知識と技能を修得した者。

・5年以上、児童福祉司・身体障害者福祉司などであった者。

・短大、専門学校などで指定科目を履修し、卒業した者で、2年以上の実務経験のある者。

取得条件国家試験(筆記試験)に合格すること。
合格率は30%弱。
取得まで試験は年1回、1月に実施されます。
費用受験手数料:15,440円(平成30年度)
参考(財)社会福祉振興・試験センター

介護支援専門員(ケアマネージャー)

利用者の自立を目指した適切なサービスが提供されるように、

ケアプランを作成し、相談・連絡・調整などの業務を実施。

介護保険の要となる存在であり、最も高度な知識が要求されています。

受験資格医師、歯科医師、薬剤師、保健婦、看護婦、社会福祉士、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、栄養士、はり・きゅう師等、各都道府県が定める医療・福祉分野の仕事に5年以上の実務経験がある者。
取得条件筆記試験に合格し、介護支援専門員実務者研修を受講すること。
合格率は20%以下。
取得まで各都道府県にて年1回、10~11月に実施されます。
費用都道府県による
試験の受験手数料は6,000円~9,000円程度
合格後、実務者研修や介護支援専門員交付証の発行手数料などもあり
参考ケアマネジャー試験情報サイト「ケアマネジャム」

福祉住環境コーディネーター

高齢者や障害を持つ方に住みよい住環境を提供するためのアドバイザー。

住宅改修・福祉用具についての知識が必要となります。

1級から3級まであります。

受験資格(2・3級)学歴・年齢制限ともになし

 

(1級)2級合格者のみ

取得条件筆記試験に合格すること。

 

合格率は2級・3級とも50%弱。

取得まで年2回、7月と11月に試験が行われます。
費用3級:4,200円
2級:6,300円
1級:10,500円
参考各都道府県の商工会議所にお問い合わせください。

認定介護福祉士

介護福祉士の上級資格として現在モデル事業が行われているのが認定介護福祉士です。

まだモデル事業を展開している段階ですが、実務経験7~8年で介護チームのリーダーというのが受講資格、
受講時間600時間というかなりボリュームの大きな研修となっています。

認定介護福祉士の情報ついては、こちらのサイトをご覧ください。

まだまだあります、介護の資格

介護の資格も多岐にわたっていますので、簡単にまとめてみました。

試験の開催日や受講資格、受験費用など、詳細は各資格のリンクからご確認ください。

介護予防運動指導員介護予防のための幅広い知識を持ち、予防運動の普及に努める専門職。
福祉情報技術コーディネーター障害があっても情報機器をりようできるように支援することができる専門職です。
介護事務管理士受付業務や書類作成、給付管理などの事務を行います。
これとは別に、介護保険事務管理士という資格もあります。
認知症ケア専門士認知症ケアの専門的な知識と技能を持つ専門職。筆記と面接の試験があります。
ケアリスクマネジャー緊急時や災害時における福祉・介護現場でリスクマネジャーの役割を担います。
トラベルヘルパー体に障害を持つ方の外出支援の専門家です。
介護食士介護に携わる人の調理技術向上のための認定資格です。
色彩福祉検定色彩が人に与える心理的な影響力を応用し、介護現場での幸福を実現します。

【□】介護の資格、質問・情報スレッド【□】

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