雨の日の訪問も楽しくなる。ホームヘルパーが用意するべき最強の雨対策グッズ3つ

梅雨、それはホームヘルパーの天敵。
関東地方も梅雨入りし、週間天気予報にも傘マークがところどころに見られるようになりました。
ホームヘルパーとして自宅に訪問する皆様にとって、雨はまさに天敵。
雨が降ったときにはこんな思いをしながらホームヘルパーさんはまわっています。
雨の日のホームヘルパーあるある
・濡れる。どうやっても濡れる。
・雨具を着たら蒸れる。
・汗か雨かわからないけれど濡れている。
・雨具の脱いだり着たりが面倒くさい。
・脱いだと思ったらこれから買物。また雨具を着る。
・雨の日には買物を依頼されることが多い気がする。
・靴下びしょびしょ
・パンツもびしょびしょ
・濡れた格好で利用者宅に入ると刺すような視線が気になる。
・この家を訪問する時にはたいてい雨になる利用者がいる。ついでになぜか「雨女(男)」と言われる。
いや、これホームヘルパーあるあるです。

そこで、雨でも訪問が楽しくなる雨対策グッズを紹介します。
紹介するのは3点。
レインウェア(雨合羽)
やっぱりレインウェア(雨具)は必需品です。少し高くてもいいものが欲しい。
自転車やバイクで移動するヘルパーさんも多いと思いますので、撥水性の高いレインウェアが絶対に必要ですね。ついでに蒸れなくて、あと自転車やバイクで動くのでストレッチ性が高い方がいい・・・ということで。

ワークマンの透湿レインスーツに注目!
最近注目を集めているのはワークマンのレインウェア。
今までは現場作業をされるガテン系男子御用達ストアと思われてきたワークマンですが、最近はカジュアル感の高いアウトドアウェアとしても人気を集め、コストパフォーマンスの高さもあって若い世代にも絶大な支持を集めています。
通気性もよく、ストレッチ性も高いこのレインウェア。雨合羽感まったくないこのスポーティなイメージ。実際に来てみるとかなり軽く、雨の強いとき大丈夫なのかな、と心配になるくらいですが、しっかり撥水します。しかも、裏側にも防水フィルムをしているので水を通しません。参考に、動画で紹介します。
こんだけ防水加工していたら蒸れるんじゃないかと思うのですが、透湿で通気性もいいんです。
しかも軽くて使わない時にはこのようにコンパクトに収納できます。

値段も4900円とかなりお買い得なので、事務所に買ってもらえないなら自分で買ってもお得感はかなりあるんじゃないかと思います。プライベートでも活躍できそうなオシャレ感ありますし。もちろん女性が着てもスポーティでオシャレです。
作業現場の服からうまれた機能性を、ワーキングウェアさらにカジュアルウェアにも生かしたワークマン。レインウェアとしても能力を発揮しています。

まず雨対策で買うならこのワークマンのレインスーツ。全国の訪問介護事業所の管理者の皆さん、ちょっと高くついてもこれせめて常勤さん分はそろえてあげたいと思うんですが、いかがでしょう。
ワークマンのオンラインショップでも購入できます。
ちなみに、購入する際の注意としてひとつ。基本的なサイズ感はぴっちりフィットです。通常切るサイズよりも窮屈に感じるくらいがワークマンのサイズ感だと思ってください。ジャストサイズで購入して股の部分がきついという感想を持ったヘルパーもいます。
多少ゆったり着たいと思う人はワンサイズ大きめのサイズを選ぶといいと思います。着やすさ重視で大きめサイズを着たいという人は2サイズ上を選んでも大丈夫なくらいです。
ワーキングウェア小売No.1レインウェア、長靴、雨の日もワークマンがいい!


レインシューズ
続いて足元。
レインブーツ(長靴)を履く方もいると思いますが、長靴は自転車をこぐのには適していないですし、降りた後滑りやすいので注意が必要です。それに、長いものは脱ぎ破棄の多いホームヘルパーという仕事には向いていません。

着脱が簡単にでき、軽量で、滑りにくい。そんなレインシューズが必要とされています。
ムーンスターのレインシューズ
ホームヘルパーさんにお勧めなのはこちら。ムーンスターのレインシューズです。
防水仕様なので、雨の日も安心。
ローカットなので脱ぎ履きもしやすいです。靴を履くとき、ゴムがサイドについているので、履き口の部分が広がります。家から家への移動の多いホームヘルパーとしては脱ぎ履きがしやすいのはうれしいですね。
そして軽量です。210g。
靴底も滑りにくいゴム素材の滑り止め加工になっています。

靴カバーってどうなの?

靴カバーを使うのも一つの方法です。
でも、結局脱ぎ履きの手間も余計にかかりますし、あまりお勧めしません。どうしても濡らしたくない靴を履いているときには使うといいでしょうけれど、訪問介護の仕事であまり汚れちゃ困る靴を履くことはないと思いますので。
ということで、雨の日に履く靴に関しては、カットもあまり短すぎずに脱ぎ履きしやすいもの、ついでに自転車でも踏み外しにくいレインスニーカーを使うことをお勧めします。
レインバッグ
ヘルパーとしてかばんには大事な荷物が入っています。
そんな荷物を雨から守るのにレインバッグがあります。
バッグを入れるバッグ、バッグインバッグですね。
使わない時はコンパクトに収納して、雨のときはヘルパーバッグをすっぽり収納すると。
大きなエコバッグの防水版ですね。デザインも多彩でうきうきしますね。

コンパクトでオシャレ。いいですね。
でも、コストパフォーマンス最高のレインバッグがあるんです。そう。
ゴミ袋(ポリ袋) 45リットル
ですよね。
コンパクトに収納、防水性完璧。
持ち運びに便利な取っ手付きがお勧めです。取っ手できゅっと口を絞めて、そのまま持っていけます。そして雨の侵入も完全にシャットアウトできます。
雨でなくても用途も多彩。
45リットル入りであればだいたいのヘルパーバッグは入るでしょう。
半透明がお勧めですかね。
まとめ。ホームヘルパーに本当に必要な雨対策グッズ3つ。
ということで再確認。
ホームヘルパーに必要な雨対策グッズは、

透湿レインスーツ(推奨:ワークマン)

レインスニーカー

ゴミ袋。
以上の3点となりました。
それ以外にも、替えの靴下、タオルなんかは持っていくといいでしょう。
ぜひ楽しく梅雨を乗り切りましょう!
アドセンス336
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