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ヘルパーの収入に関しては、大きな格差が存在しています。
まず、地域間における格差があります。
都心部では物価も高く、平均賃金も高いので人材の確保が難しく、 比較的給料は高く設定されています。
また、介護報酬にも地域加算があるため、都心部の方が介護報酬が高く設定されており、 その分、ヘルパーの収入も高くなっています。
次に、サービスメニューによっての格差があります。
現在、身体介護・生活援助という二種類のサービスメニューがありますが、
家事的な要素の高い生活援助のほうが介護報酬は低く設定されています。
逆に介護としての専門性の高い身体介護のほうが介護報酬が高くなっています。
そのため、ヘルパーの受け取る賃金においても 提供しているサービスメニューごとに時給に格差を与えている事業所が多くなっています。
そして、その事業所によっても格差はあります。
事業所の方針や経営状況、そして事業所としての基礎体力によって その給与体制は大きく異なっています。
ただ、気をつけてほしいのは 時給○○円という数字だけを鵜呑みにしてはいけないということです。
例えば、一件と一件の間の移動時間を勤務時間としてカウントしていない場合、
ミーティングや申し送りなどの時間を勤務時間とカウントしていない場合、
交通費が支給されない場合など、様々なケースがあります。
それ以外にも、保険、制服、休暇など、 その事業所の待遇を注意深く見ておくことが必要だと思います。
ただ、いずれにしても 家計の中心になって支えていくだけの収入を稼ぐことは難しいのが現状です。
詳細はこちらをご参照ください。
構いません。
事業所を掛け持ちしているヘルパーさんもたくさんいらっしゃいます。
ただ、気をつけて欲しいのは、
その事業所によって規則やマニュアルなども異なりますので、
どの事業所のヘルパーとして勤務しているという意識を忘れないでください。
また、待遇が違うからといって、そのことでサービスの価値判断をしないでください。
利用者様に対して失礼にあたりますし、専門職としての誇りを持って業務にあたってください。
家事援助の範囲は厚生省が平成12年3月に告示した
「指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準
(訪問通所サービス及び居宅療養管理指導に係る部分)
及び指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について」
において、
「商品の販売や農作業等生業の援助的な行為 」と
「直接本人の日常生活の援助に属しないと判断される行為」を
家事援助に含めないものとしました。
その後、厚生省が全国高齢者保健福祉関係主管課長会議資料(平成12年11月16日)のなかに具体的な不適切事例をまとめたのが以下。
主として家族の利便に供する行為又は家族が行うことが適当であると判断される行為
a.利用者以外のものに係る洗濯、調理、買い物、布団干し
b.主として利用者が使用する居室等以外の掃除
c.来客の応接(お茶、食事の手配等)
d.自家用車の洗車、清掃 など
1 訪問介護員が行わなくても日常生活を営むのに支障が生じないと判断される行為
a.草むしり
b.花木の水やり
c.犬の散歩などペットの世話 など
2 日常的に行われる家事の範囲を超える行為
a.家具・電気器具等の移動、修繕、模様替え
b.大掃除、窓のガラス磨き、床のワックスがけ
c.室内外家屋の修理、ペンキ塗り
d.植木の剪定等の園芸
e.正月、節句などのために特別な手間をかけて行う調理 など
※ケアプランの中で必要性が認められ、保険者が認めた場合には、介護保険のサービスとして対象になる場合があります。
施設実習や訪問介護の同行実習と、ヘルパー2級の資格取得には実習が組み込まれており、
みなさんも緊張感を持って参加されていることがわかります。
みなさんは実習生という立場上、何もできなくて当然なわけですから、
何かをしなくてはいけないと身構えるのではなく、貴重な機会なのですから学べるところは学んでいこうという気持ちで参加してください。
施設によっては一日雑用をさせられるばかりだったというところもあるかもしれませんが、
実習生受け入れ先は実習生を受け入れることによっていくらかの報酬を得ているわけです。
その目でしっかりと現場の空気を触れ、刺激を受けてきてください。
実習先では未知の世界にショッキングな体験をすることもあるかもしれません。
(下記スレッド参照)
そこで得た経験を反面教師にしつつ、いい部分をしっかり学習し、
介護の仕事に従事するのであればそれを生かしていければいいと思います。
男性で働かれているヘルパーさんもたくさんいます。
ただ、まだ男性ヘルパーの認知は低く、家事等では敬遠されるケースもあります。
たとえ調理などの家事能力が高くても、
「男子厨房に入るべからず」という世代の方にとっては、
男性に調理をしてもらうことなどに抵抗を感じる方もいます。
家事ができなくても、それ以外の仕事もありますが、 できる仕事は限定され、結果的に収入に直結します。
家庭や生活がかかっていて、ある程度の収入が必要な場合は、 ある程度の覚悟は必要です。
また、ホームヘルパーにこだわる必要がなければ、
施設の職員、介護タクシーなど、
介護の仕事で男性の需要が大きい職種はたくさんあります。
どうしてもホームヘルパーというのであれば、 事業所によっては夜勤専門のスタッフなども募集しています。
男性でお願いします、という依頼もあり、 男性ヘルパーに対する需要は確実に増えてきています。
詳細はこちらをご覧ください。
主に障害者を援助対象にした散歩などの外出を介助する資格です。
「ガイヘル」と略すことも多いようです。
全身性の身体障害、視覚障害だけでなく、
知的障害の方への援助も多く、個々の障害に応じた知識が求められます。
養成講座が各自治体や民間の資格スクールなどで開講されています。
興味のある方はどうぞ。