この記事には、12件の回答があります。この記事に回答する。
気に入られるヘルパーは「困りもの」だそうで
何度か投稿の中で書きましたが、常勤ヘルパーをやっています。
ウチの会社では常勤ヘルパーはサ責になるまでのステップで、サ責の補佐をしたり、サービスの手順を作ったり、登録さんの同行指導をしたり、諸々の書類を提出したり……
サービスが中心の仕事ではないということに気付きました。
私はとにかく「敬虔」で「お客様の心に寄り添う」事が第一、と考えてサービスに入っていました。きめの細かいサービスがしたいのです。「痛みのわかる」ヘルパーでありたかったのです。
結果、全員とは言いませんが多くのお客様と良い関係で仕事をしています。
ところが、そんな中で「絶対に私をサービスから外さないで欲しい」というお客様も何人かいらして、そのことが会社にとっては非常に困る、とのこと。
上司からは「特定のヘルパーが評価されたり拘束されるのはチームケアを乱すことにもなるし、お客様とのコミュニケーションはつかず離れずでいて欲しい」「行き届いたサービスというより、過剰なサービスになってはいないか」とまで言われました。
もちろん、プランにないサービスなどしていませんし、お客様との距離もわきまえていたつもりでしたが……
すみません、とても落ち込んでいるので、こういうときはこの休憩室でつぶやいてみたくなりました。
>「絶対に私をサービスから外さないで欲しい」というお客様も何人かいらして、そのことが会社にとっては非常に困る、とのこと
そんなん、困るって言われても、困りますよねぇ。
ねこさんは、とっても、良いヘルパーさんなんだと思いますよ。
そんなヘルパーが事務所に、いるという事は、困るどころか、喜んでっもらわなくちゃいけないのに(・へ・)
そりゃ、事務所のやり方が悪いんじゃありません?
ウチも(どこでもそうだと思いますが)利用者に気に入られてるヘルパーは、いてます。
いてなきゃ、おかしいですよね。
利用者一人に、複数のヘルパーを入れてますから、シフトの都合上や、ヘルパーの休暇で、人も、変わります。
気に入ったヘルパーがいても、絶対、この人が来るとは決まって無いんです。
何年も、同じ利用者を、担当するという事もないんで、利用者に、いちいち外します、なんて事は言わないし、利用者さんは「最近あの人来ないねぇ、好きだったのに。辞めたん?」
とか言わはったら、「いやいや、最近、他に、行かされてますは。そのうち又、来ると思います」
とか言ってます。
利用者さんにしても、あのヘルパーさんは、スゴクいい人だったんだけど、今来てるヘルパーさんも好き。になりますからね。
それで、上手く回ってますよ。
「あの人でなきゃ絶対いや!」とか言ってても、他にも、いいヘルパーいてます。
人見知りで、しばらくは、文句でる事も、しばしばですけど…
次のヘルパーさんの、力に、期待しよう!!
と、事務所、考えてくれなねぇ。
利用者に寄り添う立派なヘルパーさんしてる、ねこさんが、へこむ事ないです!!
言われたら、外すなんて、言わんと、暫く来れないけど、そのうち来ますぐらいに言っといて下さいよ。他のヘルパー行かしてるうちに、慣れてくれますよ。
って、軽く言ったらいかがですか(^_-)-☆
さっき、言い忘れましたが、
後任ヘルパーさんに、しっかり、申し送り、お願いします。
そうして、ヘルパーを、育てて行くんですよねぇ。
いらん事、言って良い人材、潰して、どうすんねん(怒!!)
>お客様の心に寄り添う
これは私にとっても目指すところです
ただ、確かに気に入られやすいヘルパーさんというのは確かにいて、それはよく気がつくとか、痒いところに手が届く感じなのでしょうか
とても臨機応変にできるのだろうと思います
それがプランどおりだとは思うのですが、>「絶対に私をサービスから外さないで欲しい」
というお客様の声が通用するというのは、私も、問題が生じる元だと思います
ヘルパーは替わっていくものだと、まずは利用者さんに認識していただく必要があると思います
人間ですから、急にサービスに入れなくなる事だってあります
そんな時、代わりがないとなれば、利用者さんに多大なご迷惑をかけることになりますよね
なので、ほとんどの場合、複数で担当していますよね
レベルの低いところで合わせなければならないか、という懸念がありますが、やはり、利用者さんと合う合わないがありますし、ヘルパーも得意不得意もあると思います
基本は、どのヘルパーも同じサービスが提供できることではないかと思います
介護保険事業なので、公平なサービスが受けられる必要があります
利用者さんが特定のヘルパーがいいといわれるのは、どこに原因があるのか、内容によっては改善できないか検討しなければいけないかもしれません
それと、心の距離の問題もあると思います
利用者さんに共感することはとても大切なことだと思いますが、踏み込みすぎないことも必要です
ある程度、線を引いておかないと、ヘルパーは利用者さんと同居できるわけでもなく、死に水を取ることもできないからです
ねこさん、ごめんなさい
「敬虔」という言葉は、なんとなくヘルパーに求められる資質となじまない感じを受けます
利用者さんに寄り添う心と、優しい笑顔と、クールな目で状態観察をできることが、職業としての介護職には必要かな、という気がします
私もヘルパーになりたての頃はねこさんみたいな考えかただったような気がします
今は、痒いところが見えても、担当者全体を考えて、わざと手を届かせないこともあります
非常に表現が難しいのですけどね
他の方のご意見もお聞きしたいですね
こんにんちは。
当事業所でも同じことがありました。
そのとき、私もかめかめさんと同じことを
そのヘルパーに話しました。
たくさんのヘルパーがいると必ず起こる問題のひとつ
と思いますが、決してヘルパーは一人でケアをしている
わけではありません。
チームを組んで行っていねこさんは優秀なヘルパーさん
と思われます。
ほかの皆さんの質の底上げができるよう
頑張ってみてはいかがですか?
えらそうに申し訳ありません
又その後・何か変化ありましたら
お知らせください
初めまして、ねこさん。ヘルパー歴3年半、介護福祉士のこぶたです。
ねこさんはとても真面目で優しいヘルパーさんなのですね。
私にも「外すな」経験がありましたが、その事例は他のヘルパー全員がサービス拒否を
したので、結局私1人で2年ちょい(事務所が閉鎖になるまで)利用者さん宅に
通いました。これは例外として、チームケアについての考え方は、事務所に
よって違うと思いますが、下記による違いで予想される事態は。
ねこさん以外のヘルパーは全て拒否なのか、
ねこさんを含めて他のヘルパーの来訪OKなのか、
前者の場合は、やはり事務所としてはやりづらいでしょう。計画変更や、ねこさんが
体調を崩した時、等。気に入ったヘルパー来られないときはサービス中止というのが
利用者さんの意向になってしまうと、監査の時「これは介護保険として本当に必要な
サービス?」と突っ込まれます。
もし後者だとしたら、他ヘルパーのモチベーションの左右に関係してくると思います。
上司としては、利用者さんにサービス内容が評価される、というのは良いことであったりしますが、
会社として非常に困る、というと、複数の他ヘルパーから「やりづらい」という
声が上がっている可能性があります。だとしたら、ねこさんが働きづらくなる
ばかりでなく、利用者さんを孤立させ、不利益をもたらすことにもなります。
上コメントの続きです。
とことん納得のいくケアをやってみたかったら、個人契約の仕事をやってみると
いいでしょう。その代わり、トラブルがあっても自分1人で解決しなければならず、
私の場合は、ターミナルで臨終に備えるご家族の想いの傾聴、亡くなった後の
グリーフケアまで、半年以上個人契約で通いましたが、すごくきつかったです。
達成感なんて、ありませんよ。ご家族と一緒に深い悲しみに沈み、立ち直るまで
私もまた、長い時間がかかりました。
利用者さんに抜き差しならない程の執着を抱かせてしまったら、看取りまで寄り添う
覚悟が必要、というのが私の考え方です。この経験で、チームケアの重要さを
身をもって知りました。輪(和)を重んじれば、輪(和)に守られるものです。
利用者さんへの思いを周囲のヘルパーさん達と共有出来るように、上司にも動いて
もらえると良いですね。もし周囲との温度差を感じてしまったら、働く環境を変えることもお勧めします。
チームケアをやってない方針の事務所もありますから。
こぶたちゃんが、非常に重要なポイントを押さえて解説してくださいました
良く整理ができていて、わかりやすいです
とても勉強になります
ありがとうございます
ねこさんの持っておられる資質は、利用者さんにとって、大変貴重なものだと思います
いい方向で生かせればいいですね
かめかめさん、ありがとうございます。
チームケアがどうしても馴染まない事例も確かにありますよね。同性介護、男性希望!で
事務所に男性1人しかいなかったり。介護家族の心労が極限状態で、複数のヘルパー
受入が出来る状態にないとか。利用者さんの情緒がとても不安定で、環境の変化
(新規ヘルパー導入)が即容態急変になりかねないとか。事務所がねこさんに
行った指導は、それだけねこさんへの期待が大きいのだと推察しています。
ねこさんの想い。
利用者さんの痛みの解るヘルパーを目指したいのであれば、その痛みを周囲に伝える力を
身につけることです。護保険は締め付けが厳しいですが、水面下に、本当に介護の必要な
人達がまだたくさんいらっしゃると思っています。そのほとんどが困難事例でしょう。
今、チームケアが求められている背景には、様々な専門職が介入しなければ解決出来ない
事例が多く存在するのでしょう。たとえねこさんが歯車のひとつであっても、ひとつ動けば、
全ての歯車が動き出して大きな力となる、それが連携です。
事業所から求められている役割。
サー責を目指すのであれば、常勤ヘルパーのうちにたくさん悩み、乗り越え、
ヘルパーさん達の痛みや葛藤を包め込める、優しく素晴らしいリーダーを目指すことだと思います。
これは、業界の良心を育てることにつながってゆきます。
今の経験は決して無駄にはなりません。ねこさんどちらを目指すにしても、健闘を祈ります。
みなさん、ありがとうございます。
そうですね。落ち込んでいた理由は上司から「質の低いサービスで構わない」とまで言われたからなんです。
会社としては常勤ヘルパーは適度にこなして登録ヘルパーさんへの橋渡しでいてほしいようです。
「質の低いサービス」=「仕事として割り切ったサービス」なのだとしたら「はい」とは言えないなあ、と思ってしまいまして。
いくつかご質問がありましたが、
「あなた以外の人では嫌だ」と言う方やご家族には、きっぱりと「それはムリです、私も生身の人間、いつ体調を崩すか、また、異動もあるかもしれません、その時に迷惑をおかけすることになります」とお話ししています。勿論、自分の立場もできる限り説明しています。
「他の人が入るのは構わないけど、あなたには中軸でいて欲しい」と言う(主にご家族)方には、「それは私が決める立場にはないので」と上司からの説明をお約束します。私の目の前で上司に土下座をしたご家族もおられました。
上司は即座にお断りしていました。
その判断に私は納得していますが、
余談ですが、その上司は他に中軸になる、または責任を持って担当できるヘルパーを紹介できないのです。勿論、自分がサービスに入ることは出来ません。
(これは単に技術の問題で、この上司は要介護度5の方の移乗はできないのです。かつて私の目の前でお客様を3回も落として!しまい、その度に私が身を挺して怪我を防いでいました)
「敬虔」とまで言ってしまってはおおげさだったかもしれません。ただ、サービスに入っている方の大切にしている生き方、姿勢、敬意を払わなくてはならない「人の歴史」を忘れないで接していたいな、と思っているのです。
こういう呟きはまだまだ経験が浅いからなんでしょうが、心に響く言葉をたくさんありがとうございます。
図々しく言うなら、もっと皆さんのご意見が聞きたくなりました。よろしくお願いします。
ねこさん、事情を伺うにつれ、何となく見えてきました。
>「質の低いサービスで構わない」
私も聞いたことのある一言です。これは、ヘルパー1級のリーダー実習で指導された一言でした。
ヘルパーの能力には個人差があるので、非の打ち所のない仕事をしてしまうと他のヘルパーの
立場がないとか、でしたかな。要するに、仕事を渡す登録ヘルパーさんに気を遣えということでした。
違和感を感じて聞いた記憶はありますが。
>常勤ヘルパーは適度にこなして登録ヘルパーさんへの橋渡しでいてほしいようです
このスタンスはあっていると思います。登録ヘルパーに仕事をシェアする役割をになうのが事務所です。
常勤ヘルパーは、そういう意味ではむしろ現場より「間接部門」に近いのでしょう。
>「質の低いサービス」=「仕事として割り切ったサービス」
これは違うと思います。そうなりがちな現場は多々見てきましたが。悪い例をたくさん知っていますが、
ここではあげません。
私の知人からの話ですが、地震があったとき、サー責が利用者さん達の安否確認をしようとしたら、
ケアマネージャーに一喝されたそうです。「利用者安否確認はこちらの仕事、現場のヘルパー
さん達の安否確認をしっかりやりなさい」と。
上のコメントの続きです。
話を戻しますと、常勤、サー責は、利用者さん主体というよりは、登録ヘルパーさん達がいかに
安心して働けるかの環境整備がメイン業務である、そんな事務所のような気がします。
登録さんの質を上げることが、サービスの質を上げ、利用者さんの満足度につながるということです。
また、現場だけでは介護報酬は入ってきません、記録や計画書などの書類管理を
常勤やサー責がになうことで、登録ヘルパーさん達の給料も保証されるのです。
給料が保証され、働きやすい環境であれば、登録さんの頑張りが利用者さんに反映されてゆく。
この、裏方としてのスタンスにねこさんの方向性があうかどうか、かもしれません。
さんざんチームケアが良い!と書いていた私の話をしますが。
ちなみに、私が以前在籍していた事業所では登録不在でした。非常勤が書類の管理も
やれば、電話応対もやり、利用者さんとの距離も、ケアマネとの距離も近くて、今思えば
働きやすい環境だったのかもしれません。「外すな」ケアは全員受け持ってました。
(全員に「気に入って下さったご指名利用者さん」がいたのです)
また、友人の事業所では、常勤でも現場メイン(月100時間サービスは越える)のところも
あります。事務作業は、利用者さんのドタキャンがあったときだけ。
「外すな」サービスにもサー責、ケアマネ公認で堂々入っています。仕事殆ど休まないから、
他ヘルパーに負担をかけることがないからかもしれません。
今の事務所のやり方だけにこだわらず、広い視野を持つことが大切だと思います。
横レスになり、すみません。
最初に、回答入れさせて頂いた者です。
かめかめさん、こぶたちゃん、いちごさんの、回答読ませて頂きました。
論旨が、深い!! 説得力ある!!
そこまで、掘り下げなアカンねんな、と…。
どうも、私は感情的になり易く、説得力に、欠けるのが、悩みの種です(-_-;)
勉強に、なりましたm(__)m
Page:[1]