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特定事業所加算について
この休憩室を初めて読みました。身近な悩みなどが意見交換がされてすごく親しみやすいなあと思いました!なので、いきなりですが、以前から感じていたことを、この休憩室の中で考えて、整理して厚労省に意見として挙げていけたらなあと希望を持って投稿します。
前置きが長くなりましたが、当事業所は特定事業所加算Uです。介護福祉士がヘルパー18人中15人取得しています。利用者の平均介護度は1.42で、要介護1までの人が半数以上です。ですが、介護4,5の利用者には毎日1日3回サービス提供しているので、サービスの身体介護の実績数でも加算の対象になることがわかり、加算Tを取得できる事業所なんですが・・・・。
加算Tだと20l加算ですよね。利用者は長いお付き合いの方が大半なので、そうなっても継続利用はして頂けるとは思うのですが、”限度額”にひっかかるのですね。超えちゃうと全額自己負担になってしまうので、かなりサービスしていると思います。(内容的には身体介護2でも身1生1で算定)そうしていても限度額を超えて利用して頂いている方が2〜3人いらっしゃる中で、Tの取得はできない状況なのです。
おかしいと思いませんか?去年の改正時、量より質の確保へと、特定事業所加算という提案が出されましたが、限度額は変わらずです。なので、いい事業所も限度額範囲しか収入が見込めないので、頑張っても、その範囲でしか報酬が入ってきません。
数字のマジックと言うか、頑張っている事業所を評価する改正のはずが、結局限度額が変わらないので、同じなのです。特定事業所加算の事業所を利用した場合は、限度額も加算するべきというのが、私たちの意見です。
ですが、介護はできるだけ安上がりに、というのが国の方針です。でも、本当にそれでよいのかなあ、と常に考えています。
この休憩室で、”介護”を一緒に考えていきませんか?
まりまりさん、
レスがつけられなくて残念なのですが、テーマが大きすぎて、何をどう考えていけばいいのか、よくわかりません
ごめんなさい
もしよかったら、ということで、下記のサイトで問題提起されてはいかがでしょう?
下記のサイトは多方面のエキスパートが集まっておられるようで、私ものぞいてはみるものの、施設長クラスのかたとか、講演会の講師をされるかたとか、なかなかハイレベルなかたが集まってこられます
下手な発言をすると一喝されていることもよくあるようです
どうぞ、一度ごらんになってみてくださいませ
かめかめさん。
すごい掲示板ですね。私にとっても有益な情報でした。ありがとうございます。
まりまりさん。
個人的に賛同できない考え方なので、レスをつけようか迷っていました。ごめんなさい、一個人の意見としてお読み下さい。
>内容的には身体介護2でも身1生1で算定
「サービス」と銘打って、実績の改ざんをしているわけですよね?合法、違法は別として、なら、「サービスの身体介護の実績数でも加算の対象」を受けられないのは当然と考えます。特定の事業所に縁のある顧客だけが優遇されるのは、福祉事業では無いような気がするのですよ。
事業所の特殊性が加算の対象でありますが、そこに、顧客にもまた加算を付随するというのは、「ノアの箱舟」の論理に思えてなりません。つまり、「自社お得意様」だけを救済する事業です。
仮に顧客を対象とした加算をするのであれば、処遇困難、接近困難な多問題事例の受け皿となる「セーフティネット(どこの事業所でも撤退されてしまった事例を最後に救済する事業)」の役割を、事業所がになうであれば、それは可能であるような気がします。そこに、専門職側のスキルの高さを実際に現場で活かしている「説得力」があると思うのです。
何をもって「がんばっている事業所」という評価がなされるのでしょうか?介護福祉士ばかりでない事業所も頑張っておられるでしょう。実績の改ざんをしなくても、自費部分が存在していても、顧客が本当に困っている時に、気配り、目配りの出来るサービスを提供し、顧客の満足を得ている事業所も存在すると思うのです。
なぜでしょうか?顧客は最後には「誠意(スキルの向上心も含まれます)のある人」を選んで下さる、私は、そう信じたいです。そのためにも、「保険事業」という制度のあり方のためにも、事例の報酬単価は一律であるべきと思います。
福祉職全体の給料単価の問題はまた別の議論だと思っていますので、ここでは触れません。
合法、違法かに関して、付け加えて書いておきます。
>内容的には身体介護2でも身1生1で算定
これは、不適切事例に当たると思います。自社お得意様の利益であっても、
実績どおりの自己負担をされている他事業所のご利用者さん達、また、プランどおりの
実績をあげ、ご利用者さんにきちんと説明、了解を頂いている同業他社、
さらに、介護保険料を支払っている全ての人たちにとっての不利益と考えます。
仮に、まりまりさんの事業所のご利用者さんが他県、区、市町村に引越し、そこで新たな
居宅サービスの事業所を利用するとき、お得意様が「今までの事業所は改ざんしてくれた」と
実績改ざんを迫れば、処遇困難事例として扱われることにもなります。
簡単な例で言えば、「今までのヘルパーさんは草むしりもペットの世話もして
くれたのに、貴方のとこはだめなの?」と同じことです。
「利用者のためを思って」誰かが言っていたセリフですね。最大手の介護事業を
展開してきた社長です。理想は立派でも、法を守らないサービス手段が悪質と
されたわけです。ここ数日のこのニュース、国や都道府県が何を考えているのが、
私達末端の介護職にまで、問題提起をされているのかもしれません。
特定事業所加算を皆様十分分かっておられるのでしょうか?加算は介護福祉士の割合で取るのが、特定U、重度加算が特定V、両方が特定Tを取得できます。私ども事業所は両方の条件を満たしているので、特定T事業所として届出をしたいところですが、ただでさえ限度額を超えるので、Uの事業所として申請しているのです。それから、改ざんをしているのではと指摘がありましたが、そういう書き方を私がしてしまっているようなので、誤解を解きたいのです。
訪問介護だけが、介護報酬で削れるところですよね?身体介護を提供しても、限度額を超えるので、生活援助でお願いできませんかとケアマネから依頼を受けた事がないのでしょうか?
例えば、入浴介護をします。訪問介護の手引きの説明では、入浴にかかる準備、後片付けまでを身体介護と算定するようになっていますね?
だけど、ケアマネによって、準備や浴室の掃除を生活援助と捉えて、身1生1としてくるのですよ。複合型があるときもそうでした。ケアマネが利用者と勝手に約束してきて、入浴だけなら身体介護、お風呂の掃除までしてもらったら複合になると言ってしまうのですよ。ヘルパーとしては入浴の後そのまま終われば身体介護、掃除を追加すれば複合、って納得できないと思いませんか?
その時は私どもの事業所は断りましたよ。
今回私が書いた利用者は、1日3回365日ヘルパーが行かないと生命にも関わる方なんです。血縁関係のない息子と生活していて、介護は全くしてもらえない。本人は今のまま家で暮らしたい。そういう思いを叶えるため、在宅の暮らしをせいいっぱい支えている中で、サービスの内容が、オムツ交換、洗浄、清拭、調理、食事介助で1時間提供しているのを身体2で請求せずに身1生1でしているのです。改ざんというと、利益を求めているように誤解されたかもしれませんが、反対なのです。
ここは現場のヘルパーさんの休憩室なんですね?責任者や管理者の悩みは理解していただけないのでしょうか?
付け加えです。
先ほどの利用者は当然全額自己負担が4万円ほどあり、限度額範囲内の利用料とあわせて約7万円支払われています。特定事業所加算Uで。ほかのサービスも利用されているので、その家庭が支払われる金額のせいいっぱいというところで、ケアマネと相談して、身1生1で手を打ちましょうかということになったわけです。それが特定Tだと益々全額自己負担が増えてしまうのです。サービス内容を話し合いで調整したことにのみひっかっかておられるのではと思い、(誤解を生む私の発言も申し訳なかったです)付け加えました。
この方の場合は特殊です。けれども、他の利用者に関しても、20%加算を取ると、何人かはますます限度額範囲を超えてしまうのです。
頑張っている事業所とは、企業努力をし、介護福祉士を取得しなさいとヘルパーに迫らなくても、そんな雰囲気が事業所内でできており、去年取得した人が今年受験する人を応援するといったことを繰り返しやってきた成果なのです。頑張っている事業所を評価して特定事業所加算というのが生まれたわけだと思います。
それだけ質の向上の努力をしてきたということなのです。だから今は10l高い。今までの利用者はそのまま利用頂いていますが、新規の利用者はあまり増えない。
私どもの事業所は、ケアマネ資格保有者が6人いますが、居宅を取得してないので、ケアプランはすべて他の居宅からもらうわけです。去年から、うちの事業所が高くなったので、ケアマネが敬遠するのですよね。あそこは高いですよと。
サービスの質の向上に取り組んでいるところを国が評価しても、居宅が評価しない。また国も、加算を提案したけれど、利用者の限度額がそのままなので、ケアマネが限度額内に納めようとするなら、サービスの量を減らすしかない。
だから、国に、加算をするなら限度額範囲も加算しなければ何にもならないですよと言いたいところなんです、と皆さんに声かけたわけです。
国の制度に不備があるのではないかと問題提起をしているのですが、ご理解いただけず残念です。
かめかめさんのお薦めのサイトを見てみますね。有難うございました。
皆様ではありません。私しかレスをしていませんので、他の皆様の考えは私と
同じとは限らないです。「こぶたは違うぞ」とお考えの方がおられる可能性も
あるとうことです。まりまりさんのスレッドが「この主張は是か非か」を問うもので
あると判断しましたので、「非」という回答をさせて頂きました。
個人的にまりまりさんを非難しているわけではありません。
加算の意味を理解しているかどうか、個々の利用者さんの事情とかは置いといて。
仮にまりまりさんの主張が実現したとします。同じ事例で、質の良いスキルの高い
ヘルパーサービスも、経験もスキルも浅いヘルパーサービスの方も利用者負担は同じ、
それを「おかしいのでは?」と、それだけです。
>うちの事業所が高くなったので、ケアマネが敬遠するのですよね。あそこは高いですよと。
これはケアマネの発言が足りないですね。「高いけれど、サービスは他事業所よりも
確実です」と説明するべきです。良いサービスを当事者の顧客が見極めて、正当な金額を
支払うべきだと私個人は、思うのです。つまり、今の限度額は、まりまりさんが仰る
「頑張っている事業所」ではない事業所の一律料金なんではと。
国は予算の無い中、応能負担の方向に動かざるを得ないでしょう。国が加算の
事業所の限度額を上げる、というのは、顧客が「質の良さ」を評価しないことに
つながる可能性が否めないですし、「頑張っている事業所」が日本国中全利用者
平等にサービス提供が出来るわけではないでしょう。つまり、顧客間に「たまたま
加算事業所を利用できたかどうか」で、サービスの質の格差が生じることになります。
続きです。
>身体介護を提供しても、限度額を超えるので、生活援助でお願いできませんかとケアマネから依頼を受けた事がないのでしょうか?
実績の改ざんがまりまりさん個人の正論ではない旨最初に書いて頂きたかったですが、
これは私の早とちりでした。すみませんでした。
>ヘルパーとしては入浴の後そのまま終われば身体介護、掃除を追加すれば複合、って納得できないと思いませんか
これは普通だと思います。>サービスの内容が、オムツ交換、洗浄、清拭、調理、食事介助で1時間提供しているのを身体2で請求せずに身1生1でしているのです
同じような事例に、365日サービス、2社協力体制で入っていますが、身体で
45分位かかっていても、生活の部分が10〜15分以上30分未満入れば、
身1生1で上げてます。限度額云々は関係なく、です。独居要介護4、たまに訪れる
別居の家族は全く介護も環境整備もやらないという事例で、ヘルパーが入ると必ず
生活援助の仕事が発生します。どんなに身体で時間がかかっていてもです。
これを身体2で上げるとサ責にもケアマネにも不自然と受け取られます。私は「調理」が
入っている時点で身体2はありえないと思うのですが。上記で身体2が正当で
あるならば、私の在籍している事業所が法に忠実すぎるのでしょうね。
>頑張っている事業所とは、企業努力をし
普通の企業であれば、企業努力とは、営業力も含まれると捉えています。限度額に
押さえようとするケアマネよりも、まりまりさんの事業所の質を評価するケアマネを
探すべきではないでしょうか。もちろん、飛び込み営業等はされていると思いますが、
その際、介護福祉士が多い事業所というのは、本来歓迎されるものだと思います。
自社ヘルパーが「お手本サービス」を見習える機会なのですから。協力体制で
入る事例で、ベテランさんが他社ヘルパーを指導して下さったこともありますよ。
事例にもよりますが、自社だけで行っているよりも、多くの知恵が出し合え、触発される
ことも多いものです。他社に出張研修をなさる介護福祉士の話もたまに伺います。
続きです。
まりまりさん在籍のような事業所がケアマネに敬遠されるという現実には、文章を
読んでいて悲観的に捉えています。ケアマネ自体が「安かろう、未熟だろう」の
事業所の方が顧客に喜んでもらえると考える、ということなのでしょう。この問題は、
国の制度の不備ではないように思えます。国が介護福祉士の多い事業所を評価しても、
現場と顧客がその評価と乖離している、そんな現実が垣間見えるような気がします。
この現実に、国が仮に加算事業所事例のみの限度額を上げて、増税となった場合、
どれだけの被保険者が納得して介護保険料を支払うのかは、火を見るより明らかです。
まだ普及していない制度を、顧客に適切な情報として提供し、利用を勧める
「利用支援」がこれからの課題ではないでしょうか。まりまりさん在籍の事業所の
皆様の努力は、きっと無駄にはならないと思います。
まりまりさんがこのレスを読んで下さるかどうか解りませんが、新参の方に、言い方の
キツイ発言だったと今更ながら反省しております。失礼致しました。確かに問題では
あるけれど、解決方法が違うんじゃないかと、やんわりと書くべきでした。
>責任者や管理者の悩みは理解していただけないのでしょうか?
管理者の方も多くご覧でしょう。ただ、レスをつけるかどうかは各々の皆様方の
判断だと思います。かめかめさんのご紹介された掲示板も是非ご覧頂けたらと思います。
丁寧にたくさん返してくださってありがとうございます。
サービス種類の考え方ですが、45分身体介護そのものを提供し、それに伴う調理を入れると生活、と考えるのはやはり違うような気がします。食事介助のための調理ですから身体介護と考えます。先の入浴の考えもそうですね。手引きを読んでみてください。身体介護中心と考える場合というのがあって、その準備片づけまでを身体介護と算定するとあります。
かめかめさんお薦めのサイトでは、利用者と行う調理などは身体介護と算定する、けれども衣類の入れ替えなどは利用者と行っても生活援助と答えを返しておられる方がありました。それは説得力がないように思います。うちは利用者と行う調理、洗濯も衣類の入れ替えも生活援助と考えます。(その家事がリハビリ目的であるなら別)けれども、食事に介助がいる利用者に対して行う本人に適した調理は、身体介護に伴う調理と考えるのですが。そう考えていても、この人の場合、身1生1で請求しているので矛盾してます。それが問題と考えているのです。
この矛盾が、限度額と深く関係します。
簡単に考えましょう。1万円を限度額範囲と考え、訪問介護が1回1000円とします。今まで10回サービスを利用していた人が10l加算になると9回しか利用できません。(限度額範囲で考えると)これが20l加算になると8回しか利用できません。
利用者の状態は同じです。365日一日3回のケアを受けないと尊厳どころか生命にも関わる方です・・・・ということなのです。この中ではもう、サービスの種類云々の話ではないのです。私が問題を二つにしてしまったのです。私が議論していただきたかったのは、特定事業所加算についてです。
どうすればいいのでしょうね。利用者満足を第一に考えると・・・
>食事介助のための調理ですから身体介護と考えます
45分食事介助で15分調理であれば、準備とみなされると思いますが、他の身体で
20〜30分ほどかかり、15分の食事介助に15分のヘルパー単独の調理準備、
というのは
少々強引?と疑問に思ったりするのですが、監査に引っかからなければアリなんでしょう。
ちなみに私の場合は食事介助していますが、ご家族ご本人の希望で外に買いに行きます
(所要時間5〜10分)ヘルパー単独の買い物であるため、これは生活で上げています。>食事に介助がいる利用者に対して行う本人に適した調理は、身体介護に伴う調理と考えるのですが。
数年前、嚥下困難のあるご利用者さんにミキサー食を作り食事介助、という事例も
行っていましたが、これも調理の部分は生活で上げていました。
入浴についても、準備と片づけまでは身体に入りますが、その後のヘルパー単独
で行う掃除はさすがに生活だと思います。この辺を読んでいると、ケアマネが
「あそこは高い」というのは、加算のためばかりでは無いような気がします。
まあ、このあたりは脇道の余談でしょう。これ以上は書きません。
話を本題に戻します。
>私が議論していただきたかったのは、特定事業所加算についてです。
>利用者満足を第一に考えると・・・
まりまりさんの心情を逆なでするような発言で申し訳ありませんが、ケアマネの立場と
しては、現状では、ご利用者さんに説明、選択して頂くと思います。ご利用者さんが
安価を優先させるのであれば、加算をしていない事業所への契約変更を勧めます。
「今までのヘルパーさんが良い」ということであれば、加算をしていない事業所との
協力体制がもし可能であれば、キーを加算の事業所にして、複数社協力体制で
利用者さんの負担を減らすことを考えると思います。協力体制が可能でないならは、
足の出る分インフォーマルのボランティアも視野に入れます。あくまで主体は
ご利用者さんですから、ご利用者さんは一人、でも、事業所は数多い資源(他者も含めて)
の一つであるわけです。加算の事業所を経営させるために、ご利用者さんが
存在するわけではありません。それをコムスンの考え方と同じと申し上げたのです。
突然予告もなく値上げをしたお店に顧客が離れていくのは当然と思います。
しかし、質を求める顧客と入れ替わり、定着するまで、加算事業所もまた粘り強い努力を
するべきだと私は考えます。訪問介護事業所は立ち上げれば3年は赤字と言われていたのは
数年前ですが、当時よりも締め付けの厳しい制度改正後で、このリスクは覚悟の上で
加算事業所となられたのだと思いますが。
続きです。さらに客観的な意見として書かせて下さい。
>365日一日3回のケアを受けないと尊厳どころか生命にも関わる方です・・・・
この回数を優先させるのであれば、介護福祉士の多い事業所でなくても引き受けるの
は可能でしょう。介護福祉士は名称独占なので、上記の条件を読む限りでは、
ヘルパー2級、人手があれば出来る仕事ですが。加算の無い事業所でも、痰の吸引が
出来るヘルパーが在籍していたり、看護師が2級ヘルパーとして在籍し、介護福祉士
よりもはるかに質の高い仕事をしている事例も見てきましたし。知人の事業所では
所長が最も現場稼動していたりもします。「今から来て!」というご要望にも自費で受けています。
「あの事業所なら」という情報提供がケアマネの仕事であり、選ぶのはご利用者さんでしょう。
国の評価が必ずしも現場の評価と一致しないのはこのあたりに在ると思います。
まりまりさんは加算について議論と仰いますが、この掲示板で賛成意見のみを
求めておられるように見受けられます。もし事業所としての死活問題であれば、
共通の利害を持つ他社と協働して署名活動を行ったり、行政への陳情書を提出したり
などの具体的な行動をおこされてはいかがでしょうか。実際、少し前TVでは、
自立支援法の地域支援事業でガイドヘルプ報酬ゼロとなり、閉鎖の危機にあった
事業所複数社が行政に働きかけ、ゼロ撤回の約束を取り付けた事例が放映されて
いたと思います。
>簡単に考えましょう。1万円を限度額範囲と考え、訪問介護が1回1000円とします。今まで10回サービスを利用していた人が10l加算になると9回しか利用できません。(限度額範囲で考えると)これが20l加算になると8回しか利用できません。
利用者の状態は同じです。365日一日3回のケアを受けないと尊厳どころか生命にも関わる方です・・・・ということなのです。この中ではもう、サービスの種類云々の話ではないのです。私が問題を二つにしてしまったのです。私が議論していただきたかったのは、特定事業所加算についてです。
どうすればいいのでしょうね。利用者満足を第一に考えると・・・
この話はとてもわかりやすかったです^^
でね、そもそも、利用者様の満足を第一に考えるという発想が、介護保険にないような気がします
ヘルパーの労働に見合った報酬を支払うという発想は、皆無だと思います
利用者さんの満足は、労働者の「奉仕の心」にゆだねられていませんか?
どうして、身体介護より手間のかかる生活援助がそもそも低く抑えられているか、そこからの議論ではないでしょうか?
介護福祉士がたくさんいる、それはすばらしいことと思います
介護福祉士は学校を出ても取れるけど、実際に訪問介護で必要なスキルは、介護福祉士の勉強をしただけでは身につきませんよね
現場を良く知っている人が介護福祉士をとるから値打ちがあるわけで、学校出とは違う処遇であってほしいですよね
施設ならともかく、介護福祉士がいるから加算、という発想は私には理解できません
国が作っている介護保険制度は矛盾だらけです
そこで、役所が決めた「正しいこと」はできるかもしれないですが、利用者さんや介護労働者が納得がいくことを求めるのはムリ、と私は思っています
今の介護保険制度、
ヘルパーは奉仕の心を持って真摯に働け、でも、霞を食って生きろ、といわんばかりの制度ですよね
みんなよくがんばってるよ、ほんとに。。。
とうとう会社は時給200円下げました
今日来たヘルパーさん「あの、、、仕事って、もうこんなもんですか?」って言ってました
増えませんか?という意味です
増えないんですよね。。。。
「すみません、なかなか増えないんです」
としか答えられませんでした。。。(悲)
介護保険が始まってすぐの頃、おかしいと感じたことがいっぱいあった
自分がもっとスキルを身につけて、あちこちで意見を言えるようになりたいと思っていた
また、いろいろな意見が出て改善されていくのでは、と思っていた
自分の勉強もまだまだ足りないんだけどね
でも、現実はどんどん加速度的に悪化してる
介護労働者の数だけ確保するために、資格商売は全盛
資格を取得したとたん、食べていけない仕事しかない
介護保険料はしっかりとられて財源は確保されている
報酬は低く抑えられ重度でないと使えない介護保険
まるで国ぐるみのサギ行為
年金みたく、変なことに使われて赤字なんてことはない?
なんてかんぐりたくなるよね
介護予防も商売に使われているだけ
要介護予備軍の介護予防の人はサービスを使いにくくなって自宅に引きこもり、レベルを落としています
コムスンをつるしあげて、問題の核をごまかさないでほしいよ!
かめかめ、ただいま、ぶちきれています。。。
かめかめさんは何となく私の気持ちを理解してくださっているように感じます。
介護はいったい誰が担うんでしょうね、将来。介護報酬をみるとねあんまりですね。
だから、私たちの仕事、介護がすばらしい仕事であること、価値があることを私たち自身であげていかなくてはなりません。
特定加算は制度に不備があったんです。それがいいたかった。
介護は、人生の最後を飾る、応援する、すばらしい仕事です。人は死ぬまで生きるのです。私たちは生活を支えるプロです。生活の生は文字通り「生きること」活は「いきいきと」です。いきいきと生きることを支援していく仕事なのです。いろんなドラマがあります。寝たきりになっても、言葉が話せなくても、一瞬一瞬を大切に、せいいっぱい生きておられます。頑張っておられる利用者の方々を紹介したいくらいです。
私はまた別のところで、介護のすばらしさを伝えていきます。今も地域の学校や、町内会、老人クラブなどでも依頼を受けて「介護」を伝えています。介護を説明できる福祉専門家になりたくて、社会福祉士もケアマネも取得しています。
同じ立場の皆さんとは、制度について真剣に考えたかったです。
こぶたちゃん、
加算になったから離れていった利用者はありません、念のため。サービス内容云々でもケアマネが敬遠することはありません。ケアマネがいない中で、高くても新規の方は少しずつは依頼ありますよ。地域で信頼が最も高い事業所の一つですから。
できたら加算を取得されている事業所から意見を伺いたかったです。
もひとつ誤解のないように。
私の事業所は来年で10年になります。私自身は15年前に無資格で特養に飛び込んで3年の実務経験を積んで介護福祉士を受験しました。15年前は無資格でも働けたんですよ。その施設でヘルパーに移動になり、その後今の事業所にきたのです。まだ何にも形ができていませんでした。一から作っていきました。社会福祉士の勉強をしたのもその頃です。資格マニアではありません。バリバリ現役で働きながら挑戦していきました。
新しい事業所では、私以外は2級が一人、あとは3級ヘルパーでした。しばらくは家事援助だけを市から委託を受けてしていたのですが、少しずつ身体介護の依頼が来るようになって、3級ヘルパー全員に順次、事業所負担で2級を取らせました。介護保険始まるまでには1級ヘルパーも何人か取ってきました。1級や介護福祉士取得は当然個人の負担です。初め3級だったヘルパーが、3年たって介護福祉士の受験をしていったのです。初めは私が、実技試験の練習をしに、協力してくれる事業所のところに一緒に行っていました。そうして最初に取得した人たちが、後輩を育てていってくれたのです。そんな雰囲気が事業所内にできてきたんです。
みんなが自由に意見を言い合える事業所です。
だけど、どんなにいい意見交換しても国には届かない。同じ仕事をしている私たちが団結して国に届けなければ介護の世界はこのままです。
そんなことを期待して休憩室に来たのですが・・・・
かめかめさん。
>施設ならともかく、介護福祉士がいるから加算、という発想は私には理解できません
私も、その通りだと思います。現状稼動ヘルパーの質が悪いとの風評で、介護福祉士を
将来任用資格のような位置づけにすると言ってみたり、介護福祉士試験落ちても
「准」は名乗れる、と言ってみたり。国のすることはめちゃくちゃです。
介護福祉士の加算の制度自体は、増えすぎた訪問介護事業所を淘汰するのが目的の
ように思えます。だから、加算事業所契約ご利用者さんの限度額加算なんて
発想自体、無くて当然なんでしょうね。私の考えの中では、制度に不備あり、改善を、
というよりも、制度自体がおかしい、に一票です。改善すべきは、介護職全体の
待遇改善です。それならこの掲示板で賛成多数を得られるのではないでしょうか。
>どうして、身体介護より手間のかかる生活援助がそもそも低く抑えられているか、そこからの議論ではないでしょうか?
生活援助、きちんとやれば、身体よりも難しいし、在宅の場合は、身体よりも
優先順位の高い仕事ですよね。私は本来「身体生活一律」にするべきだと思うんですが、
そうなると、国の報酬自体も低い金額の方に抑えられてしまうんでしょうね。
ここ数年、「一律」の事業所数社から「うちで働かない?」とお誘いを受けて、
時給を聞けば、生活援助時給(1100円くらい)の金額で、サービス時間内のみ
支給という条件でした。
それを稼動時給(移動時間、事務所への書類提出時間、義務の研修出席、伝票作成、
容態急変時の報告の手間時間、電話代など込み)に換算すれば、事実上600円くらいに
なってしまうので、実際、国の報酬単価(現場ヘルパーに還元できるペイ)がこの条件に
なってしまったら、私この業界で働くの辞めると思います。ただ、「資格不要、誰でも
働けます」と謳うNPOの助け合いサービスが、このくらいの単価でしたので、
有償ボランティアと割り切れば、収入源となる他業界の仕事をマスターして働き、
空き時間を利用して関わる、くらいは出来るかもしれません。
続きです。
>とうとう会社は時給200円下げました
下がりましたか。現状では仕方ないと思います。私の在籍する事業所では、経営状況は
登録にはシークレットなのですが、たまに研修に出ると管理職によっては「時給を
下げたくないので突然の事業所閉鎖もありかも」なんでぼそっとオフレコで
聞こえてきたりします。過去に一度、私は、経営難による在籍事業所の閉鎖を経験して
いるので、覚悟は出来ています。もし閉鎖したら、次に働く介護の職は「副業」
そこまでの覚悟です。
でも、かめかめさんのような人が業界にいるのは「まだ捨てたもんじゃない」と思います。
たまにいらっしゃるんですよね。肩書きや資格がついた途端、天下取ったようなノリになる
管理職。「この業界はその待遇が当たり前だから!」と、登録ヘルパーに言い放ちながら、
自分の権利主張となると話は別。私は介護福祉士ですが、管理職や常勤をやらないのは、
登録の現場を見たかったから。1年登録やってみて、末端の現場は想像以上に壮絶でした。
これは次々辞めるのも、でたらめな仕事やらざるを得ないもの、嘘ついて違法行為やるのも、
仕方ないと思いました。
介護職が離職するのは、国の報酬が低いばかりでは無いんですよ。サ責、介護福祉士、
ケアマネ持っていれば、言っていること100%正しい。そうじゃないですよね。
皆従っているのは、家族や生活のためと、ご利用者さんを守るためだったりします。
管理職を立てて、動いてもらわないと事態が改善しないこと、たくさんあるんです。
本当のリーダーは、業界全体を見ていますし、徹底した現場主義です。スーパーヴィジョンを
理解しているなら、必ずしも先達が後継に指示するばかりが福祉の現場ではないことも
心得ています。登録ヘルパーに仕事渡せないこと、登録の時給を下げざるをえない現状に、
憤り、苦悩するかめかめさんのようなサ責の下で働きたいものです。
>だけど、どんなにいい意見交換しても国には届かない。同じ仕事をしている私たちが団結して国に届けなければ介護の世界はこのままです。
そんなことを期待して休憩室に来たのですが・・・・
まりまりさん、
えっとですね、こぶたちゃんは、今ある制度の中で、規則を守りながら真摯にお仕事に取り組んでおられるかたです
まりまりさんのご質問は、
制度がおかしいから拡大解釈をして自己負担額を減らしている、といことと読み取れるのですね
実際現場ではありがちなことだと思いますが、しかし、「同じ内容で安くあげてくれる」という
事業所が存在したらそれは違法と言わざるを得ないわけですよ
あくまで違法か合法か、という点においてです
つまり、まりまりさんは、制度の矛盾点があるのがおかしい、とおっしゃりたいのではないでしょうか?
こぶたちゃんはおそらく今の制度の中で守るべきものは守りつつレベルの高いサービスを提供したいと思っているわけで、現実に即したレスをされていると思います
論点のズレかなあと思います
制度はどうもおかしいものだと思うのですが、それじゃあ、たとえば抜けたS責を補充できない地域で虚偽の人員配置を届け出て訪問サービスを続けたことは、いくら利用者さんを見捨てるわけにいかなかった、と釈明したとしても、法律的には許されるものではないとなりますよね
つづく
ここはホームヘルパーの休憩室ということで、ヘルパーさんのちょっとした疑問や意見のやりとりをされていると思います
まりまりさんのおっしゃりたい「おかしさ」はこぶたちゃんも他の参加者も感じていることだと思うのですよ
ただ、特定事業所加算という切り口では、休憩室の参加者は反応がしにくいのだと思います
正直、私も存じませんでした
その切り口ならひょっとしてもっと参加者の多い板のほうが、いろいろな知識を持ったかた、立場の方のご意見がいただけるかもしれないと思いました
議論の切り口として、何を持ってくればいいのかは、私はなんともいえないところですが、論点のズレが感情のずれを引き起こしてしまうのはなんとももったいないことだと思います
議論の交通整理ができる管理人を設置して、いろいろな切り口で介護保険のおかしさを議論できたらいいですね
スレッド表示できる会議室形式のものが望ましいですね
どなたか、良い方法をご提案していただけたらいいな
管理人の、TOTO職人様、いかがでしょうか?
あるいは、そんなことをやってる板、ここにあるよって、教えていただける方、おられないでしょうか?
井戸端会議が大きく輪を広げて、国を動かすきっかけになればいいのにね
まりまりさん。
>論点のズレが感情のずれを引き起こしてしまうのはなんとももったいないことだと思います
私もそう思います。ただ、加算の制度自体は知っていましたが、それを「不備だから
限度額加算分上乗せしてさらに国に請求」という選民思想のような主張が、制度を
知っている加算事業所ではない職場の人達が読めば、どんな気持ちになるのでしょうか。
文面を読んでいると、そこまでの配慮をされて書き込まれたとは思えなくて
(頑張っている事業所?の主張なども含めて)私も感情的になってしまいました。
この本音をはっきりと書く前に、そんな私の意図を察してもらいたかったんですよ。
たくさん、まりまりさんご自身の経歴を書いて下さり、業界在籍の長い方なのだという
ことは解りましたが、そこまでムキにさせてしまったのは私ですよね?私自身は
まりまりさんの経歴を知りたくてご返事差し上げていたわけではないので、
ご立腹でしたら誤ります。ひとつ解るのは、私はまりまりさんの気持ちは理解
出来ますが、まりまりさんは私の気持ちを理解する意図はないようですね。
もうこのスレッドで、この話題でまりまりさんにご返事は差し上げません。
ご覧になる方々も場の雰囲気の悪さに、不愉快になるだけでしょうから。
まりまりさんが同じ内容の「投げかけ」を、かめかめさんがご紹介されていた
掲示板でなさったら、どんな意見が出てくるのか、とても興味あります。まだまりまりさんの
書き込みはされてないようですが、是非お勧めしたいです。「賛成」の意見の方が
いらっしゃったら、どういう論の展開をなさるのか、勉強のためにも拝見してみたいですし。
私はまりまりさんと違い、相違う考え方でも、納得できれば同意する懐は持っていますよ。
管理人です。
みなさまの積極的な意見の交換をうれしく思います。
個人的には管理人だからといって、
議論を誘導したり落ち着き所を見つけたりとかを積極的にするつもりはなく、
みなさんが自由に発言できる場であるよう、心がけています。
本題ですが、
現実的に、特定加算をとっている訪問介護の事業所はかなり少ないようです。
もちろん、利用者負担を増やすということがネックになっているのもひとつの要因かもしれませんが。
加算されるのはサービス単位ではなく、事業所単位なので、
介護福祉士の配置が基準以上であっても、
利用者さんにとっては、介護福祉士が訪問することのないお客さんだって当然いるわけで。
それが確実にサービスの質に還元される保証もないとなれば、利用者さんの立場から考えたら納得できないですよね。
以前、自分のブログにアップした記事ですのでよろしければ。
訪問介護の特定事業所加算は誰のため?
http://www.helpertown.net/mt/blog/000112.php
今回、介護福祉士の試験を受け、発表を待っているところです。
自分のスキルアップのために受けたわけですが、
この資格が、事業所、利用者さんにも影響があるかもしれないということは知りませんでした。
自分のことしか考えていませんでした。
また、ここでいろいろな方が真剣に意見を戦わせていることも知りませんでした。
賛成、反対、納得、不納得(こんな言葉ありましたっけ?)
議論の一致、不一致、ずれ
あってもおかしくないと思います。
みなさん本当に真剣に、この制度のことを考えておられ、
憂えておられることが分かり、感動しました。
私はまだまだです。
もっと精進しなければと思いました。
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