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在宅ターミナル
始めまして。やっと相談できるサイトを見つけました。
教えてください。
夫婦二人暮し。(二人とも中度の認知症)
車で20分ほどのところにそれぞれ子供夫婦が3人在中。
夫が多臓器不全にて入院中ターミナルの宣告を受けましたが
息子は本人が帰りたいといっているから家に帰ると病院を退院
「では明日からまたヘルパーさんよろしく・・・・。」、
家族は在宅ではまったく観る気はなし。
在宅でのターミナルとは事業者がこれほどまでにリスクを負ってまでも行わないといけないものなのか・・・・
事業者はもちろんですが、在宅ターミナルとは家族の力があってこそ成り立つ物なのではないのかと思いますが。
みなさんならどうされますか?
わかりにくい文章で申し訳ありません
>在宅でのターミナルとは事業者がこれほどまでにリスクを負ってまでも行わないといけないものなのか・・・・
リスク・・・どのようなリスクをお考えなのでしょうか。
自分の家で最期を迎えることに、どういったリスクがあると仰るのでしょうか。ほんの数十年前まで、ごく自然に存在していた日常のひとコマではありませんか?
病院で、医師の「死の宣告」の元でしか死ねなくなった現在の死のカタチ・・・そこから考え直してもいいのではないでしょうか。
それほど重く受け止めていない息子や家族、「それも有り」なのではないですか。事業所として受け入れ難い、それなら手を引けばよい。
最終的には本人と家族の意思が尊重されるべきだと思いますし、家族が力になれない・成立させられない在宅ターミナルケアに 事業所が無理に介入する必要も無いのではないですか?
リスクとは、現場ヘルパーが第一発見者となることでしょうか。
私が以前担当していた事例では、事業所側からそうした指導をされたことがあります。
事実、一度だけありました。インターホンを押しても返答がない独居身寄りの無い利用者さん。
訪問看護師と事務所の管理職と私がその場に居合わせ、発見後、救急車に、警察の事情徴収。
何よりも精神的なショックが大きく、事業所がメンタルケアをするはずも無く。以来、私は
未だに独居宅訪問時、インターホンに応答が無いと、応答があるまで心臓がばくばくします。
間が空けば空くほど、その時の記憶がよみがえってきたりして、とても怖いです。
介護に協力的ではなくても、緊急時の対応はきちんとご家族と話し合われておくのが
大事だと思います。往診の先生がみえるのか、救急車を呼んで病院に搬送するのか等。
また、医療職との連携があれば、ご家族に最期の看取りの協力をお願いしやすいかも
しれません。ただ、うっちーさんがヘルパーとしての立場であり、訪問が辛いなら、
他ヘルパーに交代をお願いしてもいいのではないでしょうか。事業所としての立場で
あれば、ケアマネとの話し合いになるでしょう。リスクになるか、利用者さんの
本意に添うプランになるかは、ケアマネの腕次第かもしれません。
私の職場(高齢者集合住宅)にもターミナルの方がいますが、家族さんは来られません。ヘルパーに任せっぱなしです。本人様は以前に独り暮らししてた家に帰りたい様です。自分の家に帰れる事は、認知症であっても嬉しいだろうし、そこで最後を迎えれるとしたら、幸せなんじゃないでしょうか?ケアは大変だと思いますが、利用者さんが安心して残りの時間を過ごすお手伝いが出来ると、気持ちを切り替えてみるなど、何か目線を変えられてみては・・やり切れない思いも多々あると思いますが、頑張って幸せな最期を迎えるお手伝いをしてあげて欲しいです。
ただ、協力しないのであればよいのですが、本人たちの認知症の
程度などまったく理解されていないため、「そんなことは母はしっかりしているので、ヘルパーさんに責任がある」とヘルパーの業務について苦情の電話がときどきくるようです。
母=中度の認知症で冷蔵庫の中のものをお父さんの分まで
食べてしまうような状態です
在宅ターミナルについてのケアではなくて、クレーマー対処法についてのご質問
のようですね。うっちーさんの文面を推察しますと、苦情がありながらもご利用者さんの
退院後「よろしく」とお任せになるので、事業所、ご利用者家族間の基本的な信頼関係は
あるように見えますが、どうでしょうか。
ヘルパーは次々にクビにしても、事業所やケアマネ交代の意向無く、何年にも渡り、
四六時中事務所に苦情の電話をかけてくるご利用者さんやそのご家族は、たまにおいでます。
もし、ご家族の苦情の中身に普段から「訴訟」をちらつかせる発言があったりすれば、
事業所撤退もやむなしと思います。
ヘルパーの仕事内容ですが、計画書通りであれば、ヘルパーに責任はありません。
その計画書は、内容をご利用者さんやご家族に見せ、了解のサインを頂いていれば
なおさらです。業務に不具合が生じるのは、計画がより整合性を持つ変化の為に必然であり、
チームで対処する旨ご家族に説明が必要でしょう。ご家族に根気強く話す役割はケアマネ、
サ責がにないます。現場に対峙するヘルパーは連絡ノートや詳細な記録を残し、ご家族から
苦情が出たときに状況説明が出来るようにする、というのが当面の対策でしょうか。
こうした事例はなるべく複数のヘルパーが客観的な視点で関わった方が良いと思います。
続きです、ひとつの提案ではありますが。
>母=中度の認知症
この方の通院をご家族にお願いしてみてはいかがでしょうか。医師からの説明が無いと
現実を受け入れられないご家族は多いと思います。専門職としての守備範囲とは、ご家族が
現実を受容していく過程をも見守る必要があるような気がします。
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