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知的障害者の嘘



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知的障害者の嘘

No:1 投稿者:ゆきんこ 投稿日2010/08/23(Mon)15:24

最近担当している、知的障害のある女性利用者が、その場しのぎの演技をしたり、すぐに分かるような嘘をつくことがあります。

集団生活のルールを守らずに注意を受けた後や、自分にとって都合の悪いことを言われると、その後に頭痛を訴えたり、目が痛いと言うことがあります。
初めは発作の前兆かと思い心配をして声をかけていましたが、
どうも不都合があると、そのような嘘をついて逃げようとしているようです。
色々な病名を出してきて、私は●●だから・・と後で親に確認をするとすぐに分かってしまうような嘘をつくこともあります。

また、陰で他の利用者をいじめたり、恐ろしい言葉遣いをしているようなのですが(利用者からの報告で分かりました)、ヘルパーの前ではいい子の演技をしているようです。

最近ではそういう彼女の態度にも慣れ、嘘をついていたり、その場しのぎの演技をしていることは皆分かっているのですが。

何度も同じことを注意をしたり、納得できるように話す時間を作ったり、ルール違反の罰則が課せられても・・本人に悪びれる様子がなく、同じことを繰り返しています。
色々なことがよく理解できている、軽度の知的障害者なので、羞恥心がないとは考えにくいのですが、人前で怒られることについても抵抗がないようです。

何度も繰り返すため、本人が一番嫌がるであろう罰則(当然、体罰や虐待に当たるものではありません。●●をするまでXXはできません、という類のものです)を課せざるを得ないこともあったのですが、ごねることもなく、結局はあまり気にしていない様です。

知的障害ゆえに、自分の演技や嘘がバレていることに気付けないというのは理解できますが。
叱られた上に罰を課せられても、嘘をついたり、注意されるような行いをやめないというのは・・どういう心理状態なのか理解ができずに困っています。

No:2 投稿者:ゆみ 投稿日2010/08/24(Tue)13:11

ゆきんこさん
こんにちは
はじめまして

知的障害でしかも女性だからかもわかりません。
「嘘をつく」や「演技をする」
これは自分の身を守らないとならないことを幼い時から
もしかしたらご家庭の事情からそうなった事も考えられるかもわかりません。
嘘をついて、今の自分をみてね。
こう訴えているのかもわかりません。

後、怒られたくはない。
だから怒られないでいい子ちゃんとしてみてくれる。
これを求めているのかもわかりません。

付き合い方はたぶん難しいかもわかりません。
でも、その方にみ方だと言うのが分かったら
理解出来たらもう少し変わるかもわかりません。

No:3 投稿者:ゆきんこ 投稿日2010/08/24(Tue)21:53

ゆみさん、こんばんは。
書き込みありがとうございました!

そうですね。
自分の身を守るため・・これはあるかもしれませんね。
他の利用者さんと比べても彼女は気の強いところがあります。
自分の弱みを握られたくないという心情も見てとれますので、
自分を守るために嘘をついている可能性はありそうです。

怒られたくて、注目されたくて色々やってしまうのかなとも思ったのですが、やはり怒られたくはないのだと思います。
でも、分かっていても同じことを繰り返してしまう。これも障害の一部なのでしょうか。

繰り返し注意をされるうちに、感覚が麻痺してしまっている(慣れてしまった)のかなという風にも見えます。


No:4 投稿者:ゆみ 投稿日2010/08/25(Wed)07:06

おはようございます。
そうですね。
怒られるうちに、言い方が悪いかもわかりませんが。
歪んでしまったご自身の性格なのかもわかりません。
言い方が悪くてごめんなさい。
育ってきた環境がものすごく左右をします。
本来の知的の方はピュアだと思ってます。

ただ、自分だけを見てほしい、っていう感情は人一倍あるかもわかりません。
同じことを繰り返すのは知的もあるので
学習をすることがなかなかできないのでしょう。
頑張られてくださいね。

No:5 投稿者:ゆきんこ 投稿日2010/08/25(Wed)21:06

ゆみさん、再度の投稿ありがとうございます。

そうですね。おっしゃるとおり・・・
本人の性格もありますが、育った環境が影響しているように感じます。
自分を見て欲しいというアピールはありますね。
本当はヘルパーに見て欲しいのではなくて、家族からの愛情が欲しいのでは、という気がします。
こればっかりは他人では解決しきれないのでは、とも思います。

家族も含めて支援をしていくことはとても大切ですが、
難しく感じることも多いですね。

ありがとうございました!

No:6 投稿者:minami 投稿日2010/08/28(Sat)16:35

知的障害者の対応は、柔軟な発想と忍耐です。
都合が悪いと嘘をつくは、育ってきた環境が大きく起因していると考えられます。知的障害があってもこの方は、怒られるという恐怖・漠然とではあるが自分がした事は悪いとの認識はあると思います。幼少期何らかのトラブル等があって、嘘をつく事で怒られる等このような事態を回避できた経験が何度かあれば、それを覚えてしまい繰り返すようになってしまいます。「自分達でも子供の頃その場逃れで嘘ついた経験があるはずです。」大変とは思いますが、直すには根気と忍耐が必要と思います。 
ルール違反については、この方の好きな事を規制するとか罰則がある事を理解させるべきです。但し過度の罰則は逆効果ですが…
知的レベルが3歳児レベル以上あれば、学習の可能性は十分ありますよ。

No:7 投稿者:ゆきんこ 投稿日2010/09/01(Wed)19:32

minamiさん、こんばんは。投稿ありがとうございました。
(気付くのが遅くなってすみません)

忍耐が必要なんですね。
私は彼女の嘘に気付くたびに注意をしているのですが、それが逆効果なのか、彼女をどんどん悪い方へ走らせているような気がします。
本当は彼女がどうしてそのような嘘をついたり、そういう言動をするのかをじっくり知りたいと思うのですが。
彼女1人にそれだけの時間を取ることができないのと、これまでにも何度か時間をかけて話しをしましたがあまり状態が変わらないので、今はこちらがルールを教える、という一方的なやり方になってしまっています。
怒られるのが嫌で嘘をついているようですが、結局はさらに怒られる結果になっていることには、気付けないようです。
また、して良いことと悪いことが分かっているようで、実際には分かっていない(冗談にならないようなことを、「冗談のつもり」でやることがあります)ようです。

もう少し彼女の育ってきた環境を知って、対応を考えないといけないですね。

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